バイナルフェンスの材質、商品、お手入れについて
Ｑ．バイナルフェンスとはなんですか？
- 樹脂製フェンスで世界各地、特にアメリカを中心とした北米で最も人気が高い商品です。
バイナル（vinyl）とはＰＶＣ樹脂（ポリ塩化ビニル）の事です。日本では水道などのパイプによく使われておりグレーの商品をよく目にするかと思います。
バイナルフェンスに使用されるＰＶＣ樹脂の特徴は、ＵＶ阻害剤や耐衝撃性改良剤を混ぜて製造されており、加工がしやすく、木材と違い腐らない・剥げない・黄ばみにくい素材となります。
Ｑ．耐用年数はどれくらいですか？
- 約３０年間安心してご使用いただけます。
Ｑ．商品の品質保証期間は何年ですか？
- 国内の一般的な建材と同じ２年間の品質保証期間を設けています。
保証書は発行しておりませんが、弊社の出荷記録に基づき補償いたします。
Ｑ．気温差による素材の収縮はありますか？
- 夏場の高温時にバイナルフェンスの伸びが確認されていますが、レールをポストに差し込む施工方法ですので、伸びはポスト内に吸収されます。
また、ポストにコンクリートを投入するコンクリートブロック上への施工方法でも、ボトムレールにはしっかりとしたアルミの芯材が挿入されていますので、はらんだり垂れ下ったりすることを抑止しております。 
Ｑ．サンプルが欲しいのですが・・・
- カットサンプルをご用意しております。
送料は、お客様ご負担となりますことご了承ください。
各モールよりご注文をお願い致します。  
Ｑ．色は白だけですか？
- 商品は、すべて白のみです。
Ｑ．雨や埃で汚れてきました。お手入れ方法を教えてください。
- 定期的にさっと水洗いをしてください。
商品が白いのでどうしても水垢が付いてしまいます。汚れや細かな傷は、台所用クリームクレンザーで磨き落としてください。
シンナーなどの溶剤は使用しないでください。
動画にてお手入れ方法をご紹介しております。ぜひご確認下さい。
Ｑ．ハンドレールフェンス Ｔ型とＣＬ型は何が違うのですか？
- トップレールの形状の違いとピケット（縦格子）の太さが大きな違いです。
ハンドレールフェンスＴ型はハンドレール専用に作られ、箱入りのキットになっておりますが、ＣＬ型はピケットフェンスシリーズのクローズドピケットフェンスと共用しております。
トップレールの形状上、Ｔ型は５インチポストにのみ取り付けが可能です。ご注文の際はご注意ください。
バイナルフェンスの施工についてＱ．バイナルフェンスはカットしてフェンス幅を調整することができますか？
- のこぎりでカットして幅を調整することができます。
ボトムレールにはしっかりとしたアルミ芯材が入っています。電動丸鋸（木工用の刃でＯＫ）でアルミ芯材ごとカットしていただけます。
幅をカットした場合、必ずロックピンで抜け止めを作成してください。 
動画にてロックピンの使用方法をご紹介しております。ぜひご確認下さい。
Ｑ．バイナルフェンスをコンクリートブロック上へ設置できますか？
- 高さ1200mm程度のピケットフェンス類,ランチレールフェンス類はコンクリートブロック上への施工は可能です。
コンクリートブロック上へ設置しやすいように幅2000mmの商品をご用意いたしております。
設置前にブロック天端の劣化をグラインダーでよく削り落とし、ポストの中に投入するモルタルとの接着が良くなるように表面を荒らしてください。
動画にてコンクリートブロックへの施工方法をご紹介しております。ぜひご確認下さい。
Ｑ．高さ1800mmのセミプライバシーフェンス、プライバシーフェンスはコンクリートブロックの上に設置できますか？
- 安全上設置できません。
高さ1200mm程度のピケットフェンス類,ランチレールフェンス類はコンクリートブロック上への施工は可能ですが、背の高いセミプライバシーフェンスやプライバシーフェンスのフェンスポストをコンクリートブロック上に設置すると、風圧などによる横からの衝撃でコンクリートブロックに大きな負担がかかり、コンクリートブロックが壊れたり、ポストの根元から折れたりする危険がありますので安全上設置できません。
ＲＣ擁壁やコンクリート土間への施工は、強度的に問題ありません。
Ｑ．フェンスを切り詰める際、ちょうどピケットの位置と重なります。どうすればよいでしょうか？
- 下記の図をご確認ください。
例えば左から1,770mmでフェンスを切り詰める場合、ピケットの位置と重なります。
この場合、ピケットと重ならない(2)の位置にずらして左右のレール端部をカットします。
カットする内法寸法1,770mmプラスポストに挿入する左右25mm、ロックピンでの抜け止め作成を忘れないでください。
Ｑ．プライバシーフェンス、セミプライバシーフェンスを切り詰める際、ちょうどパネルの位置と重なります。どうすればよいでしょうか？
- 電動丸鋸でパネルをカットします。パネルが薄いため欠けやすいので、よく切れる新しい鋸刃をご使用ください。
Ｑ．コーナーが90度ではない土地の隅切り部分にポストを設置したいのですが、どのポストを選べばよいのでしょうか？
- 鋭角の場合は、コーナーポスト、鈍角の場合はラインポストです。
無加工で±15°ぐらいの角度調整が可能です。
例えば土地のコーナー部分が135°の場合、ラインポストを使用しポストの両サイドの穴の幅を既存の50.8mmから56mmに広げます。
（鉛筆で広げる幅を墨付けし、コンクリートブロック用の刃の付いたグラインダーで墨の内側をカットします。仕上げは棒やすりを使用して整えてください。）
すると写真のようにフェンスを設置することができます。
設置する角度がわかれば穴を広げる加工して出荷（無料）することが可能ですので、ご注文時にお申し付けください。 
動画にて穴加工の方法をご紹介しております。ぜひご確認下さい。
Ｑ．地中根入れで設置するのですが、ポストにモルタルを入れたほうがより頑丈ですか？
確かに頑丈になります。しかしボトムレールの上までモルタルを入れるとフェンスパネルに損傷があった場合、
ボトムレールの端部がモルタルでふさがっているため容易にフェンスパネルセットの交換ができなくなります。
また、あまりポストを固くしてしまうと横からの圧力がすべて基礎に負担がかかってきます。
バイナルフェンスはヤシの木と同様に撓ることで基礎への圧力を逃し負担を減らしています。
昨今の台風被害でも、フェンス自体の損傷は少なく、9割以上は軟弱地盤が原因の基礎の転倒事故です。
とくにポストにモルタルを入れる必要は感じず、地面に石が少ない関東地方ではお勧めしません。
バイナルフェンスの購入について
Ｑ．商品を見てみたいのですが・・・
- 滋賀県彦根市に自社倉庫、展示スペースがございます。
事前にご連絡をお願いいたします。
Ｑ．お見積りをお願いしたいのですが・・・
- 設置場所の距離、場所等がわかる図面（手書き可）をメールまたはＦＡＸにお送りください。
フェンス配置図、お見積書を作成し、３営業日以内に必ずご返信いたします。お急ぎの場合は、お電話ください。
Ｑ．購入した商品をカットして納品してもらえますか？
- 商品をカットしての出荷はしておりません。
確実な方法として、現場合わせでお客様にてカットしてください。
Ｑ．商品にないゲートが欲しいのですが・・・
- オーダーで作成は可能です。
ご希望のフェンスの種類とサイズをご連絡ください。お見積書をお送りいたします。
Ｑ．送料は、商品1点分の送料×購入数になるのですか？
- ご購入いただきます商品の総量（容積重量）とお届け先の地域により算出を致します。また送料の上限は、33,000円となります。
（小物商品のみご購入の場合は、別途送料計算が異なります。）
送料のお見積りも承っております。ご購入予定の商品とご購入予定点数、及びお住まいの地区町村までのご住所をご連絡下さい。
|
